DESTROYER'S&WORKS/Hand Made Garage Craft

DESTROYER'S EDITION
■DEATH SHADOW2

自称 由樹 艇 デスシャドウ2世号
-初期状態-
 入庫したのがまずこの状態。この船体にMERCURYSeaPro10馬力、TR54V、トレーラー込みで20万円也というお買い得な中古セットを購入。自称艇のVハル化が突然実現することになりました。早速ガレージへと搬入。構想は動くタックルボックス化!では製作に取りかかります。
-フロントデッキその1-
 まずはフロントデッキを製作。フロントの浮力体と真ん中の浮力体を角パイプで結合し、その上にコンパネをカットしたデッキを丁番で接合。片面だけで両開きのストレージが完成予定。ここならモンスタークローラーでも余裕で入ります。
-フロントデッキその2-
 ポストベースも浮力体を避けてデッキ側へ。ポスト下へもアクセスできるように丁番で接合。剛性を出すために更にアルミアングルで支えています。写真はでっかい丁番を採用したため、カーペット下へ埋め込み作業を実施。
-ライブウェルその1-
 木阪製作所から購入したアルミライナーを受け止めるアルミ角パイプで組み上げられたやぐら。浮力体同士をリベットで繋ぐことにより、大幅に船体剛性が上がります。ボディのたわみやら逃がしやら専門家では無いのでテキトーに作っていますがとにかく頑強なボディとなりました。
-ライブウェルその2-
 これがアルミライナーをのっけた状態。アルミライナー自体に折り返した縁があるのでその部分を角パイプで支え、下からも角パイプで支えています。これでちょっとやそっとじゃビクともしないアルミ製のライブウェルベースが完成しました。
-ライブウェルその3-
 最大の難所はズバリ蓋。本来ならば木阪製作所取扱いのアルミハッチがアルミライナー専用の蓋となるのですが、いかんせん高価なためここはあえて自作。ウチの工場長がアルミライナーに沿ってぴったり合うようにカラーコンパネに溝を掘ってくれました。
-ライブウェルその4-
 結果写真のようになります。この溝にしこたま水漏れ防止用にコーキング材を塗って張り合わせます。そしてボルトで固定して完成。コンパネも塗装済みのカラーコンパネなので水に十分強いライブウェルができました。あとはアクセスハッチ用の穴を空けて取り付ければ装着完了となります。
-ライブウェルその5-
 おしりから出力500GPH(31.5L/分)のビルジポンプで吸い上げ、ライブウェルまで水を運びます。ライブウェル用のポンプとしては十分なパワーがあると思います。
-ライブウェルその6-
 アクセスハッチを装着した状態。写真には写ってないですが左側にスプレーヘッドを取り付けています。真ん中後方に取り付けたオーバーフロードレンチューブで溢れた水をここから排出します。給水・排水ともにこれで十分かな。
-ライブウェルその7-
 オーバーフロードレンチューブから排出された水は写真白のホースで後方へ伸ばしています。よくあるドレンで船底に垂れ流すカタチはニオイが染み付いて嫌なので船体に穴が開くけどこの方式を選択しました。奥に見えるのが給水側のホース。
-ライブウェルその8-
左下隅にホールソーで穴をあけ、スルハルで接合します。コーキングするかゴムパッキンで止めるかはモレないほうで。自称は表にコーキング材がはみ出すのが嫌なのでゴムパッキンです。見えている端子はバッテリー用。バッテリーは左後方に設置するのが一番速度があがるので・・・
-ライブウェルその9-
 船体前方にライブウェルとビルジポンプのスイッチを設置。スイッチは3つありますが当初ライブウェルを内部循環と外部循環どちらでも使えるようにする予定で購入したため。結局1つ余ったので自爆装置でもつけようかなw
-フロントデッキ完成-
 浮力体にメガバスロゴを埋め込めばようやくフロントデッキが完成。デッキを二段式にしている為、ストレージの数はフロントだけで6つ。シートの下には法定備品等の大きなストレージと魚探用の小型バッテリーを収納します。ノイズを防ぐためには必須。
-エレキその1-
 アナログのTR54Vではケーブルの焼き付きが不安。特にヘッドの中を開けると大抵のエレキは真っ黒に焦げてる。だから通電ロスを軽減するためにKaril製無酸素銅ケーブルを船体後方のバッテリーから直接接続しています。
-エレキその2-
 もともと船体についてきたこのエレキは42インチシャフトで、その長さを持て余していました。そこでシャフトをカットして30インチに。ツアーエディションは比較的簡単で良かったです。シャフトカットですがあまりに古い機種でなければなんでも引き受けますよ〜。
-電源-
 旧吉野川はウィードが濃く、しょっちゅうエレキに絡みつき、高負荷をかけてしまいがち。そこでプラスゲイン製サ−キットブレーカーを装着し、端子は全て金メッキ。更に接合部は全てタグアップを施して対策しています。
-センターデッキ-
 ライブウェルの両サイドもデッキにしてロッドを置きやすくしています。これで何かの拍子でロッドを踏んづけてしまっても折れにくくなります。真ん中を抜いているのは荒れた水面を走るときに足を突っ込んで踏ん張りが効くようにするため。
-リアデッキ-
 ガソリンタンクとバッテリーを収納するリアデッキ。これにより同船者もかなり有効に広く使え、余裕で立って釣りができるようになります。ボート全体もかなり広く見えるスグレモノです。浮力体にはITOロゴカーペットを埋め込み!ちなみに文字は塗装です。
-ジャックプレート-
200mm後方にセットバックさせたオリジナルジャックプレート。エンジンを後方にスラントさせ・・・!?スラント??スラントとくればブリッジでしょうwwwというわけでITOスラントブリッジ調ジャックプレートのできあがり。これでもGPS計測で1ノット速くなりました!煮詰めはこれから

使用部品(木阪製作所取扱)
本来の純製品であるアルミハッチ。アルミライナーにジャストフィットで強度も抜群なのですが重量もあり、高いのがネック・・・
で、アクセスハッチ。これもお値段は高いがプラスチック製で重量も軽く、こちらを採用。
カートリッジエアレーターポンプストレート。これで後ろから水を吸い込ませます。ホールソーで穴を開けてコーキングしただけ。
オーバーフロードレンチューブを装着、ホースで水を後ろまで伸ばしておしりから排出。排出口は水に浸かっていても十分出てくれます。一般的なSHOPで採用している船底へ排水を垂れ流すのだけは避けたくて採用。
軽量化をはかるためにポストベースはアルミ製ブラックアルマイト。安くて軽いがいかんせん剛性がなく、使ってるうちにポストが斜めになっていきます。(ポパイ製)
バルブ付きL型スプレーヘッド。これは以前のパントから流用しているのでバルブが付いてますが基本的には何でも良かったパーツ。
ストレートスルハルの一番小さいやつはビルジ排出用に。一番でっかいやつをライブウェルの排水用に使っています。
容量:12Aの小型バッテリーセットです。エレキのバッテリーから電源を取るとどんな対策でも干渉するので魚探専用に設置。
パネルスイッチは3個のモノを選択。ライブウェルとビルジ以外用事は無いがしっかりした作りのため選択。
 自称のわがままを妥協することなくカタチにしたアルミボートです。12fとは思えない豊富なストレージを実装!メガバスワーム専用設計ストレージとしてボート自体がタックルボックスと化すオリジナルデッキと、自作の埋め込み型ライブウェルを装備しています。そして重くなった船体を補う為、行き当たりばったりで設計・製作したセットバックと本格焼付塗装を施した黒基調のデザインがお気に入り。

 DESTROYER'S&WORKSでは、こんなボートで良ければ製作できます。